新健診を目前にして
2008年4月から実施される、40歳以上の健康診断の義務化。今までは健診を積極的に受ける機会がなかった主婦や高齢者も、毎年健診を受けるようになります。また、心筋梗塞、糖尿病など多くの重疾患の要因といわれるメタボリックシンドロームを早期発見し、適切な指導を行うことも今回の新健診の狙い。厚生労働省は、新健診の対象者の中に約2000万人いるとされているメタボリックシンドロームの人とその予備軍を、健診と保健指導で12年度末までに10%、15年度末までに25%減らすことを目標としています。
本来、健康な状態を維持するためには「病気になってから治療する」のではなく、「病気にならないように予防する」ことが基本。新健診の導入は、予防の意識向上のきっかけづくりとして大いに役立つでしょう。現状では40歳以上の人で、きちんと健診を受けている人は全体の6割程度となっていますが、2012年までには受診率を70%に引き上げ、健診にて問題があった人の45%に保健指導を行うとされており、いままで以上に「脱・メタボ」の意識が高まることが期待されています。
今回は新健診を目前に、患者さんは今「健康診断」に対してどのような考えを持っているかを調査。健診の受診率、受けない理由などを紹介します。 |
| Q1 健康診断を定期的に受けていますか? |
はい・・・58.2%
いいえ・・・41.8% |
| Q2 Q1で「いいえ」と答えた人。受けない理由は何ですか? |
●費用が高いから。
●受けなければならないと思いつつ、ないがしろにしてしまっている。健診の大切さを伝えてくれる人がいたらなぁと思う。
●まだ若いからいいかな?と思っている。よほどのきっかけがなければしばらくは受診しない。
●検査結果がわかりにくい。正常範囲内でもギリギリの数値のときは「これって本当に大丈夫なの?」と疑問。分かりやすく説明してくれるなら受診する意味があると思う。
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| Q3 郵送検診を使うとしたら、何について調べたいですか? |

意外と希望者が多い「睡眠時無呼吸症候群」
メタボリックシンドロームとがんで約7割を占めました。郵送健診キットはメタボやがんチェックのほか、糖尿病や大腸菌、消化器の検査などができますが、やはり生活習慣病にかかわる症状をチェックしたいという人がほとんどです。その中でも、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を検査したい人が2割近くいたことは興味深い結果。SASは「太っている人に多い」と思われているため、メタボだけでなく、肥満が引き起こす病気全般が懸念されていることがよく分かります。
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| Q4 最近流行の部位別・目的別ドッグ。受けてみたいのは? |

脳ドックを受けたい理由
●脳の病気は自覚症状なしに進行し、突然死するケースが多いと聞くから。
●頭の中を調べる機会が他にないから。
●病気になって治ったとしても、後遺症が残りやすい部位だから。
がんドックを受けたい理由
●「がんドックをやっておけば、とりあえずは…」という気持ちがある。
●生活習慣が乱れているので、がんは心配。
●喫煙&飲酒暦25年。肺がんやいん頭がん、胃がんなど、複数のがんの危険を感じています。
女性ドックを受けたい理由
●女性の体の特徴を考え、ひととおり検査できるのが嬉しい。
●近くのクリニックは院内も女性らしいイメージで、行くのが苦にならない。
●結婚を機に女性特有の病気に関心を持つようになった。 |
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