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患者サービス委員会 |
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| 特定医療法人財団石心会 川崎幸クリニック(以下川崎幸クリニック)では、来院する患者さんの病気を治療するだけでなく、地域に医療情報を発信することを目指し、健康管理のために役立つ情報を「公開講座」として広く提供しています。 医療機関の周辺地域住民へのPRや交流、また他の医療機関との日ごろからの連携、これはどの医療機関にとっても共通の課題です。 石心会の川崎幸病院から分かれた川崎幸クリニックでは、患者さんだけでなく広く一般の方向けに「公開講座」を開催するとともに、近隣の医療機関や施設の紹介ファイルを作るなどして、地域医療に向けた取り組みを行っています。医療機関から地域に向けての積極的な情報発信例の一つをご紹介します。 |
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| 職員自らアイデアを持ち寄って行われる「公開講座」 | |||
2007年1月11日、川崎幸クリニックの会議室において、第4回の公開講座「転倒骨折予防教室」が開催されました。これは、高齢者が転倒により骨折し、寝たきりの生活を送らなければならないケースが増加傾向にあることを受け、少しでも多くの方が自立した生活を送れるようにと企画されたものです。 |
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| 内容としては、 (1)医師・看護師による健康チェック(血圧測定など) (2)整形外科医による「転倒の原因・高齢者が転倒するとどうなるか?その対処法 (3)看護師による「靴選びや歩く姿勢など、転ばないための日常生活の工夫と注意」 (4)理学療法士による「転倒を予防するための簡単な体操・運動」 (5)栄養士による「骨に大切な栄養素と、それらの効率的な摂取法とその献立」 と、転倒について普段の生活ですぐに役立つ話が各職種別にテーマを絞って紹介されました。同講座はすでに4回目で、5月には第5回の開催も決まっています。川崎幸病院では、地元の開業医向けにアカデミックな内容の講座が開催されていますが、川崎幸クリニックでは外来部門として患者さんからのさまざまな質問に答えるとともに、診療時間内では説明しきれない身体の仕組みや病気の基礎知識などを各分野から紹介しています。より前向きな健康管理への参加を促すことを趣旨として、来院する患者さんをはじめとした地域の一般の方向けに、先述のような公開講座が必然的に行われるようになったのです。クリニック内の会議室を利用するため各講座の定員は20名前後、内容は先に紹介した「転倒骨折予防教室」や「生活習慣病について」、「健康診断の結果の見方」、「食事の教室」、さらには「気功教室」まで多岐に渡り、すでにその回数は80回にも及んでいます。これらはニーズに応えるものとして医師や看護師、各科コメディカルを中心に、大別して5種類のものがあるほかに、スタッフから経験をもとにして「これをやりたい」という希望が挙がってくるものがあります。むしろ、後者のもののほうが面白い企画も多く、好評を得ています(例えば、パーキンソン病患者さん向けのメイクアップ講座が神経内科の医師からの要望で開催されました)。このように現場が意欲的に取り組んでいっていることから地域にもどんどん認知されてゆき、絵画や花といった住民の作品の展示も積極的に受け入れ、今ではクリニックの建物自体が地域の交流の場、発表の場となっています。さらには3ヶ月に1回、音大や地域のクラブをはじめ、さまざまなボランティアの方の協力により、演奏会を開催しており、すでに17回を数えるほどになっています。 これら公開講座の募集の仕方としては、院内掲示で告知するだけでなく、川崎市の社会福祉協議会を通じても行なわれています。参加者は高齢者から主婦層まで多岐に渡り、今後の取り組みとしては、マンションの集会場や区役所の広場などといった周辺地域施設での講座開催も企画しており、これまで病院とは縁の薄かった若い世代の方々にも幅広くアプローチしてゆくことも視野にいれているとのことです。内容についても従来のもので満足することなく、「介護福祉用具の紹介や購入・貸与の申請について」、「心理・カウンセリングに関するもの」等々新たなラインナップも数多く計画されています。 |
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| 手作りの広報誌で地域医療の連携を高める | |||
| これら全ては職員の方による手作りの広報誌「さいわい」で紹介・活動報告がなされる他に、ポスターサイズに拡大されたものがクリニック内の壁に張り出され、来院患者さんの関心を集めています。 また、その他の地域医療への取り組みとしては、近隣の開業医や医療機関との連携があります。そのひとつが近隣のどのクリニック(医師)が何が得意なのか、写真入りで紹介されているファイルを設置するというもので、川崎幸クリニックの玄関を入ってすぐ脇の受付台の上や各階に設置されています。これはそもそも開放型病院である川崎幸病院の医療機関や設備を近隣の開業医が自由に使えるように、開放型病院登録医を増やしていく活動の中で出来上がってきたもので、患者さんにとって安心材料のひとつとなっています。このファイルは誰もがすぐに閲覧できるようになっており、実際にこのファイルを作成する過程で、近隣の開業医からの川崎幸病院・クリニックへの患者紹介数は2年でほぼ2倍になったというからその効果の程は驚くばかりです。クリニックにしてみれば一見ライバル関係にある近隣のクリニックがこのようにまとまることで、地域完結型の医療として非常に強力な体制が整うことになります。同院の今後の展開がますます楽しみです。 |
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2007年1月11日、川崎幸クリニックの会議室において、第4回の公開講座「転倒骨折予防教室」が開催されました。これは、高齢者が転倒により骨折し、寝たきりの生活を送らなければならないケースが増加傾向にあることを受け、少しでも多くの方が自立した生活を送れるようにと企画されたものです。