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患者サービス委員会 |
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| 東京慈恵会医科大学附属病院 第三病院(以下第三病院)では、昨年度まで東京慈恵会医科大学の医学部医学科、看護学科で開催されていた学生主体の学園祭「慈恵祭」と併催する形で、小中学生とその父兄を中心に一般市民に広く参加を呼びかけ、地域住民への開かれたイベントとして“ホスピタルフェア in Jikei”を実施した。 | |||
| 病院の周辺地域の住民へのPR、交流。これはどの病院にとっても共通の課題であろう。大学の医学部(医学科・看護学科)を持ち、キャンパスが隣接する第三病院では、学園祭の当日に病院ぐるみで参加したイベントを開催し、医療や地域の防災に関するPRを行った。病院から地域へ向けての積極的な情報発信例の一つとして紹介する。 | |||
| 手作り、触れあい感あふれるホスピタルフェアの内容 | |||
| 平成18年11月3日(祝)、東京都調布市の東京慈恵会医科大学国領キャンパスにおいて、東京慈恵会医科大学の医学部医学科、看護学科の学園祭“JIKEI FESTIVAL06「仁」”(慈恵祭、11月3・4日開催)とともに、第三病院の“ホスピタルフェアinJikei”が開催された。学園祭は医学部という特殊性からか、関係者の参加が大半であったが、第三病院が加わることにより、地域住民との交流を図り、病院をより身近な存在として感じてもらうため、近隣の小中学校や自治会、マンションなどにポスターを配布、狛江、調布両市の広報誌への掲載、駅前でのビラ配り等、広報活動を活発に行った。 そのかいあってか当日は1500人を越える来場者が会場を訪れた。学生による模擬店やサークル企画などは今回の記事では割愛させていただくが、第三病院の“ホスピタル・フェアinJikei”は、「医療体験コーナー」と「防災コーナー」の2部門として企画された。 まず、「医療体験コーナー」の内容は、メーカーの機器協賛により、 (1)擬似高齢者体験 疑似高齢キットを装着してゲームに挑戦 (2)自動骨密度測定・骨粗鬆症診断 チェック (3)唾液によるストレス測定、血管年齢 の診断チェック (4)血液の酸素取り込み度測定 (5)看護相談コーナー (6)顕微鏡体験 血液像等 (7)心臓超音波画像診断デモンストレ ーション の内容で行われた。 「防災コーナー」については、東京都や狛江消防署の協力を得て、 (1)起震車による震度7実体験 (2)はしご車による避難訓練、消防デモゴンドラによる30メートル上昇体験 (3)スーパーアンビュランス車(特殊救急車)による災害救援活動訓練 (4)AED(自動体外式除細動器:心停止状態のときに使用する救命装置)講習会 (5)防災パネル、グッズ展示 (6)災害時地下水利用の紹介、「慈恵水(ミネラルウォーター)」試飲会 (7)演奏会:東京消防庁音楽隊&カラーガーズ(ドリルチーム) (8)日本赤十字社による献血 が行われた。 様々な機器による医療測定や診断はもちろんのこと、栄養部による「ユーモラスな」(?)お菓子作り及び販売、「慈恵水(ミネラルウォーター)」試飲、医師や看護師、消防士の衣装での記念撮影、スーパーアンビュランス車(特殊救急車)体験等、病院ならではの催しを、コストを余りかけることなく企画、実現させていたように思われる。
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| 災害時のライフポイントとしての地域への給水 | |||
| 防災に関しては、第三病院では地域基幹病院ということもあり、病院のHSR(HospitalSocial Responsibility=病院の社会的責任)の観点から、地域への多面的な貢献をポリシーとしている。平成16年12月に、地下120mの深井戸からの揚水を濾過する自家用給水システム((株)ウェルシィ)を導入し、深層地下水を1日の利用量200トンの貯水槽に溜め(一部市水と混合)、上水道としての全体の使用量の70%以上に当たる分量の地下水を利用している。また、汲み上げ能力としては1日に最大480トンあり、震災時に地域住民に給水するため、今年9月1日には、狛江、調布両市と防災協定を締結した。大規模地震で見込まれる9万人の被災者に対する水を同病院が確保する一方、両市が病院の敷地内に防災倉庫を設置し、倉庫には震災時に水を配るためのパックなどを貯蔵している。プラント施設は震度7の耐震設計、揚水ポンプも災害時を見越し、自家発電装置対応で継続運転が可能となっている。 | |||
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